予防は治療と同じくらいとても大切

日本では、「歯医者へは、歯が痛くなったり、むし歯になったりしてから行くところ」と考えている方が多いようです。
その一方で、スウェーデンやアメリカといった欧米の歯科先進国では、
「歯医者へは、病気にならないように通うところ」という考え方が一般的。
そしてこの意識の差が、将来の歯の健康に大きく影響するのです。
こちらでは、横浜市金沢区釜利谷西の歯医者「すわ歯科医院」の予防歯科についてご説明します。
むし歯や歯周病で苦しむ前に、定期検診や歯のクリーニングで、お口の健康を守っていきましょう。

治療ではなく予防の意識を高めましょう

歯の治療では一般的に患部を削って病気の部位を除去しますが、その処置によって歯やからだには必ず負担がかかります。さらに治療を繰り返すことによって、歯はダメージを受け、再び病気にかかるリスクが高まってしまいます。そして最終的に、大切な歯を失ってしまうことにもなりかねません。当院では、歯の健康において病気により治療することよりも「病気にかからないように予防する」ことが大切であると考えています。一生自分の歯で咬める幸せを得られるように、当院の予防歯科へご相談ください。

口の中の病気と全身疾患との関連性

むし歯や歯周病がひどくなると原因菌は口の中だけに留まらず、血流にのって全身を巡るようになり、糖尿病や動脈硬化症、心臓疾患、脳梗塞、早産などを引き起こす可能性を高めてしまうことがわかっています。特に「糖尿病」は、歯周病と関連が強いとされており、実際に糖尿病を持つ歯周病の患者さんに歯周病治療を行ったところ、血糖値が改善されたという報告もあります。

健診のすすめ「定期メンテナンス」

歯が抜けてしまうのは老化現象ではありません。歯を失うのは、むし歯や歯周病などの病気が原因です。つまり、病気を予防すれば歯を失うことはありません。お口の中の状態を良好に保ち、定期健診でむし歯や歯周病の予防と治療を心がけることで、全身疾患の予防と改善ができます。いつまでも健康な歯でおいしく食事ができるように、当院では3~6ヶ月に一度の定期健診をご案内しています。

すわ歯科医院の予防処置メニュー

【PMTC】
どんなに丁寧に毎日ブラッシングしていても、プラーク(歯垢)や歯石などは落としきることができません。PMTCは、プロによる専門的な器具を用いた歯のクリーニングです。むし歯や歯周病予防になるだけでなく、色の濃い飲食物やタバコなどによる着色汚れを落とし、口の中がすっきりリフレッシュし、知覚過敏の改善や口臭予防にも効果的です。

【咬み合わせチェック】
咬み合わせが乱れていると、汚れが溜まりやすく虫歯や歯周病にかかるリスクが高まります。そこで咬み合わせチェックを行い、よくない咬み合わせを改善することで、むし歯や歯周病にかかりにくい口腔内環境を目指します。当院では患者さんのお口の状態に合わせて、咬み合わせの調整や詰め物・被せ物の調整、矯正治療をご提案しています。

【歯科予防的生活習慣指導】
むし歯や歯周病は毎日の生活習慣と深く関係している病気です。したがって、食事の時間や間隔、食事の内容、睡眠、ストレスといった生活習慣をお伺いして、健康維持に適さない生活習慣があればその改善によって口腔内環境を整えることを目指します。

【ブラッシング指導】
毎日のブラッシングは、虫歯や歯周病予防の基本です。歯並びやお口のかたちに合わせた磨き方や、歯ブラシの選び方、ブラッシングを行うタイミングなどのアドバイスを行いますので、ご自宅で行うセルフケアの改善につなげましょう。

【フッ素塗布】
フッ素には歯質を強化したり、歯の再石灰化を促したりするはたらきがあります。歯科医院で定期的にフッ素を塗布することで、むし歯になりにくい強い歯にすることが期待できます。とくに乳歯や生えたての永久歯は弱く虫歯になりやすいので、フッ素による予防が効果的です。